リースとは、お客さまが導入される物件を、お客さまにかわってニッセイ・リースが購入し、長期にわたり賃貸する取り組みです。
リースと購入の違いを下記の表にまとめています。それぞれにメリット・デメリットがあるため、状況に応じて比較し、最適な調達方法を選択する必要があります。
項目 | リース | 購入 |
所有者 | リース会社 | 原則、ユーザー |
使用期間 | 導入される物件に合わせて設定 (3年~10年程度が多い) | 使用可能期間 (耐用年数など) |
中途解約 | 原則、不可 | ‐ |
固定資産税・ 動産保険 | リース会社負担 (リース料に含まれる) | ユーザー負担 |
資金面 | 平準化可能 | 原則、導入時に全額 |
Point 01
財務面のメリット
資金の効率的運用ができる
設備の導入時に多額の初期費用や購入資金を用意する必要がなく、月々のリース料支払いだけで済むため、資金の固定化を防ぐことができます。
費用を平準化できる
リース料は原則固定のため、インフレなど経済変動があっても変わらず、月々の支払い額を平準化することができます。
Point 02
税務・会計面のメリット
リース料は経費として処理できる
リース料は機械設備の減価償却費と支払利息、または賃借料として全額を経費処理できます。
常に最新の設備を使用できる
技術革新の激しい機械設備については、将来の陳腐化時期を予測してリース期間を設定すれば、いつも最新の設備が使用でき、技術革新に迅速に対応できます。
Point 03
管理面のメリット
事務の負担を軽減できる
リースでは、機械設備導入時に発生する固定資産税の申告・納付、保険手続き、物件処分などの煩わしい事務作業をリース会社が行うため、事務の省力化を図れます。
コストの把握が容易にできる
リース料は月々定額のため設備使用コストを正確に把握でき、店舗・事業部ごとのコスト管理や資金計画の作成も容易になります。
車両(自動車・電車・バスなど)
お客さまご希望の車両に点検・整備・車検・納税・保険等のサービスをセットしたリース取引を行っています。
【導入事例】
・電鉄車輌
・路線バス、観光バス、タクシー
・航空機等
建設機械
アセットバリューを活かして、工事現場等で見かけるクレーン等の建設機械をリースや割賦で提供しています。
【導入事例】
・クレーン
・油圧ショベル
ロジスティクス
フォークリフトやトラックなどの物流車両からコンテナや倉庫などの物流設備まで、ロジスティクスの基幹設備をリースで提供しています。
【導入事例】
・フォークリフト
・コンテナ
サービス・通信
PCや複合機などのオフィス用品から、AEDなどの医療機器に至るまで、幅広い製品をリースで提供しています。
【導入事例】
・PC
・複合機
・医療機器
・店舗什器
環境・エネルギー
太陽光発電、火力発電、バイオマス発電等の大規模エネルギー関連設備をリースにより提供しています。
【導入事例】
・太陽光発電
・各種省エネ設備
不動産
小売り店舗等の新たな出店に合わせて建物をリースで提供しています。
【導入事例】
・ホテル
・マンション